僕の話には興味ありませんよね。

自分が思ってるほど人は自分に興味がない。

気配り、思いやりにはきりがないって話

ふと。

 

なんですかね。

例えばね、とても仲が良い友達がいるわけですよ。

ツーと言えばカー的な。

 

(あ、今こうして欲しいんでしょ?はいはい。)ほい。

 

(お、それそれ、さすが、わかってるね。)ん、ありがと。

 

なんていちいち声に出さないけど、すっとやってすっと受け入れてみたいな関係の人たち。多分、居心地の良さを作るのに一番手っ取り早いのこれだと思う。

仲の良い友達でこれができるのは、過去に一緒にいた時間が圧倒的に長いから、癖や好みがわかっているからだけど、サービス業だったらこれをたくさんの人にやらなきゃいけない。

 

サービス業でって言ったけど、人としてこれをできたら誰にでもすごく喜ばれると思う。

喜ばれないにしても、好評はもらえると思う。

 

求めてることをベストなタイミングでしてもらう。

これで悪い気になる人なんて絶対いないでしょう。

 

それに大切なのが人の機微に敏感であること。

これを大切にしていたら、きっと上手くいく。

 

次は何を飲みたいのか。

何を食べたいのか。

そもそも食べたくはないのか。

今日はあんまりお金を使いたくないのか。

ゆっくり飲みたいのか。

さっと飲んでさっと帰りたいのか。

何をしたいのか。

何をして欲しいのか。

なんて言って欲しいのか。

黙って聞いてて欲しいのか。

遠慮して欲しいのか。

遠慮して欲しくないのか。

 

それを素直に言葉にしているときも、言葉とは裏腹なときもある。

仕草に出るときや表情に出るとき、いつもの癖やいつものタイミングもある。

 

これをするのはやっぱり初対面の人には難しいけど、ふとした仕草や一言かけたときの対応で少しはわかるときもある。

 

お客さんに対しても、スタッフ同士でも、できた方が絶対に良い。

その根源にあるのはきっと「思いやり」で、言い換えれば他人事をいかに自分事に考えられるかなんじゃないかな。

 

で、その想像がビターッとはまったときも何となく感じられる気がしてる。

相手からあまりにも自然と出る「ありがとう」は多分はまってるとき。

とか。わからんけど笑

 

たまに褒められたりするけど、ほとんど、そんなこと言われないレベルの小さな気遣いだけど、それを大切にしたい。

 

 

店員としての居心地の良さの作り方って人それぞれ違うと思う。

これは一番最初に誰もができる努力だし一生突き詰め続けられる、続けなきゃいけないことだと思う。

 

のです、最近。

いや、ずっと前から。

 

ってお話でした。

 

おやすみなさい。

ここ最近のうんこの話。

あけましておめでとうございます。

絶賛体調不良のため、寝込んでいます。

食事取ろうと思って何の匂い嗅いでも気持ち悪いから妊娠したのかと思ってます。

新年早々めでたい。

 

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(酉年だから北海道の鶏の写真載せとく。)

 

先日、Facebookの「過去の投稿」を掘り返してくるいらん機能で2014年12月末の投稿が掘り返されてきたんですよ。

 

そしたらそん時の僕は「2015年は自分から動き回る年にする」って宣言してた。

からの日本一周ね!日本中自力で動き回ったね!

すごいね。意外としっかりしてる。

 

ちなみに去年の今頃には「新年の抱負なんて大抵忘れるものです」なんて書いていた笑

 

うん、それすらも忘れてたもんね。

 

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(三歩歩けば・・・的な意味で島根の鶏の写真載せとく。)

 

今年は1年2ヶ月かけて巡った日本中で得たものを少しずつ固めて将来のために形にしていこうという年です。

 

僕はどうにもこうにもだけは良いようで、「飲み屋さんしたいし旅もしたいな〜」って思ってたら、スマイルアースの有希さんの「日本一周しながら飲み屋してくれる人いないかな〜」なんてお話に食いついて本当に行かせてもらいました。

 

んで、今度は

 

「飲み屋さんしたいから料理の勉強もしたいし、地方創生も興味あるし、日本中に人の流れも作りたいし、将来的にはそういうこともなんかしたいな〜」

 

なんて漠然と思ってたら、まさにそんな漠然とした僕のやりたいことを形にしようとしている方に出会えまして、しかもそれが地元でして。

 

本当にツイてる!!

 

そんな運よく掴んだ機会をしっかりと将来のために固めていこうということで、

2017年の書き初めは運固って嗅いた、じゃなくて書いた。

 

 

ってことで次回は!

 

野村、大好きなあの店とあの街を離れるってよ?

 

です。

僕、世界一周するって言ってたけど、世界一周した人に出会って世界一周するのやめました。

先週、先々週は本当に嬉しいことの連続でした。

 

先々週、僕に会いにくるという理由で地方から高円寺まで来てくれた人が数人いました。日本一周中も「リヤカーの人にあったから本店にも来てみた」って人はたくさんいました。そんな連絡をもらった時ももちろん嬉しかったです。

でもやっぱり再会できるのはもっと嬉しい。

僕が予定立てるのミスって会えなかった人がいたのは本当に申し訳なく思います…こころが痛む…

 

そして先週の木曜日、ちょうど1年前のその日に僕は石川県金沢市にいました。

その時に片町新天地のみなさんが僕のことをFacebookで宣伝してくれてたんだけど、当時のことをみんな思い出してくれて、「もう1年か…」「次いつくるの?」と懐かしんでくれました。

 

僕が日本一周をしていたということが、その土地の人たちの心に残っていて、会いに来てくれる人や、遠く離れていたとしても日常のふとした瞬間にそれを思い出してくれている人がいるということがとっても嬉しくて

 

 

うわああああああああってなってました。

 

 

金曜日。スマイルアースで「1分間の深いい話」にも取り上げられた”家族四人で極貧世界一周”を終えた松井家のみなさんがトークライブをしてくれました。

 

チーム松井に久々に会えるのを心待ちにしていたんだけど、やっぱり最高にカッコよかったです。

 

世界一周から帰ってきて、1冊の本「ATANI HAROS」を執筆。

借金をして自分で出版社を立ち上げて、1万部を売るため再び家族四人で全国ツアー

そんな紹介文だけでワクワクしてしまう松井家の旅の話は最高に感動しました。

 

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僕がこの8月、日本一周ゴール直前の江ノ島で再会した時、まっちゃんも全国ツアー直前で切り詰めた生活をしていたのに、「最高売上作ろうぜ!」とたくさん応援してくれて、たくさん飲んでくれました。

 

その時の感謝とか尊敬とか言葉には出来ない思いがたくさんあって、絶対に本は松井家から直接買おうと決めてたし、2冊買って誰かにあげようと思っていました。

尊敬してやまない松井家の本だから、誰かこれを手にしてなにか感じてくれる人が良いなって思ってプレゼントする友達は選びました。

 

そんなつもりであげたら、その友達がすごく喜んでくれて、それもまためちゃくちゃ嬉しかったんです。

 

幸せとか、感動とかのおすそ分けをしたくてプレゼントしたつもりだったんだけど、まさか喜んでる姿を見て僕が幸せな気持ちにさせられるとはね。

 

まさに、与えに行ったつもりが与えられた(ATANI HAROSより)瞬間でした。

 

話逸れかけた。

 

とりあえず、僕は説明下手だからこのホームページを見てほしい。

本もここから買えるんで。ぜひ。

http://www.goen.link/

トークライブを聞いた後は、もう本当に1ページ目から感動します。

ってことでぜひトークライブも聞いてほしいです。

予定はホームページにのってるのでチェケラしてみてください!!

旅に興味がなくても読んでみてほしいし聞いてみてほしいし出会ってみてほしい。

きっとなにかを感じると思うんです。

 

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僕は松井家に出会って世界一周するのをやめた

 僕はですね、日本一周する前から大学卒業と同時に世界一周に行くって決めてました。

僕の1番の目標は居酒屋を開業すること。僕はずっと現場にいたいって思ってたから、店を構えたら身動きがとりずらくなると思って、その前に世界一周に行こうと考えていました。

 

でもね、まっちゃんは9年続けたお店をポンっと友達にまるまるプレゼントして世界一周に旅立ったんです。超かっこいい。

 

本気で行きたいと思ったらいつだって行ける。

 

考えてみれば僕の日本一周だってそうでした。僕には養うべき家族も失う物も何もなかったけど、多少の決断と覚悟は必要でした。

でも行くって決めてからのスピードと出発してからのやるしかないっていう気持ちはもう僕は知っています。

 

運が良かったのは僕が「世界一周」という形にこだわりが一切なかったということです。

時間やお金に余裕を作ってフラフラしたらまたすぐに帰ってきて働く…というのを繰り返せば世界中いくらだって見て回れる。僕が旅する目的としてはそれで十分だし、もしやっぱり世界一周に行きたい!って思ったらその時その決断はきっと僕にはできると思うんです。

 

そう思わせてくれたのが松井家でした。だから僕にとってはすごく大きな存在です。

 

 

じゃあ世界一周よりしたくなったことってなに?

世界一周よりももっと時間をかけてやりたいことを僕は日本一周中に見つけました。

今はまだ全然それに取り組むことができていないけど、きっと生涯をかけてやりたいことになったと思うから、時間をかけてゆっくりと形にしていきたいと思います。

その内容はまた次週。

凹んでる時間すらありがたいよねって話

どうも。のむです。

今日は阿佐ヶ谷の飲み屋さん祭りに行くつもりだったのに、店で寝ていたらたぶん寒かったから完全に風邪をひいたので行くのを諦めました。

 

去年は友達が「何軒目〜」ってSNSにあげてるのを大阪あたりで一人寂しく眺めてました。

 

今年もそうなりました…

 

www.asagaya-nomiya.jp

 

 

そんな飲み屋さん祭りとは全然関係ない話。

 

 

僕だって人間である

先週?先々週?はなんだか気分が乗らない日が続きました。

酒飲みてーーー!!!ってなる日が続いていました(ほぼ毎日飲んでるけど)

そんな僕の気分に付き合ってもらって友達と飲みに行きました。

最初はなんか自分のネガティブな部分を直接自分の口からさらけ出すのが憚られたんだけど、ちょこっと話してみました。

 

のむも人間だったんだね〜

 

と言いながら話を聞いてくれた友達は喜んでいるように見えました。

ネガティブな部分晒して喜んでくれるとはね。人って面白い。

 

僕は悩むことはないけど、ネガティブな時はある。

たくさん凹むし悲しくもなります。

というか基本的に根暗です。

 

 

反省はたくさんする

「あ〜もっとこうすればよかったな」

「こうやって言えばよかったな」

 

冷静に判断して色々やってるつもりでも、その時の勢いとか感情に任せて行動してしまう時だってあるから毎日のように反省が繰り返されます。

 

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あー今すぐあの人たちに土下座したいって思うこともあります。

でもそんな反省を活かそうと思っていたって、次の機会に100%改善するなんてたぶん無理です。

 

でも誰だって数十%、数%の改善はきっとありますよね。

 

それは絶対に進歩。大きく進歩したほうが良いに決まってるけど、後退してなきゃ大丈夫。って言い聞かせてる。

 

表に出す人も出さない人も、誰だって悩んでいたり凹んでいたり反省していたりする時間はたくさんあるはず。

 

次にちょっとでもつなげられれば、凹んでいた時間もありがたいと思えます。

その時間が生まれたおかげで成長したんだから。うん。ありがたいです。

 

 

次につなげるためには行動を起こさなきゃいけない

いくら悩んでも、凹んでも、反省しても次につなげなきゃ意味がないです。

次の機会に活かそうとするなら行動を起こさなきゃいけない。

そんなの当たり前だけど。

 

でも当たり前だけど言葉にすることって大切!

 

話逸れた。

 

というか「悩んでる」なんて言葉は勘違いじゃないですかね。

人が誰かに相談をする時は気持ちの整理なんじゃないかな。

多くの場合、心のどこかで自分がすべきことの候補は出ていて、どれが最善かを決める論理的な考え方、決め方を見つけようとしてるだけだと思う。それが頭では答えを出せないなら、なおさら行動を起こすしかない。

 

 

ってことで行動を起こそう。乞うご期待。

 

今日はギリギリ水曜日!!

 

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「なんか良い」の正体がわからない

どうも。のむです。

 

人や物や空間に対してなんか良いって思うことありませんか?

 

口では説明できない何か…

 

 

僕の最近の「なんか良い」は高円寺で出会った同い年の友達。

集まるとなんか楽しい。

なんとなく、なんでも話しやすい。

なんか落ち着く。

 

 

仲良くなって仕舞えば年齢なんて気にしないと言いながらも、慣習から受けた影響は心のどこかに残っているのかもしれません。

 

 

生まれた日付はみんな違うけど、ランドセル背負って黄色い帽子かぶっての小学校の入学はだいたいみんな一緒。

 

同じ時代を生きてきたから、なにか共鳴する物があるんですかね。

 

 

そんな同い年の仲間が新しいことを始めようとしているので見てみてください。

 

camp-fire.jp

 

ぺーたーずっていう今年25歳の同い年の3人組。

たぶん2回くらいしか会ったことないし、まだ「仲良し」だなんて言えるような関係を築けているわけでもないし、なんだったら”友達”っていうよりも”知り合い”ってくらいの関係な気がするけど、彼らの雰囲気が僕はなんか好きだし、なんか応援したくなったからシェア。

 

 

彼らに限ったことじゃないけど、僕は自分が好きな人同士を繋げるのが好き。

 

 

ってことで僕が好きな同い年たちが繋がったら良いなってことで、今年最後の同い年を集めた飲み会をします。

 

イベントページ:91年生まれのための忘年会

日時:11月22日19時〜22時

会場:高円寺 Cafe&Bar SmileEarth

会費:3000円(飲み放題、軽食付き)

 

会場までの道順これで。

ameblo.jp

 

宣伝だけのブログになっちゃった笑

 

こういうのもたまには良いでしょう…

 

嗚呼、また木曜日…

禁煙が第一関門の三日目に突入

はい、土曜日です。

木曜日に禁煙を始めた僕です。

でも実はあの記事1ヶ月くらい前に書いてあって、ブログの最初の記事にしようかと思ってたんです。

 

本当は「実は禁煙始めて数日たちました」みたいな感じで投稿しようとしてたやつなんですけど、やめようと思っては吸い…というのを繰り返していたのでなかなか投稿できずにいました。


というわけで今スタートから丸二日が経って、三日目に突入です。

 

経過報告。一日目。

禁煙宣言のブログを更新してから地元の居酒屋に出勤でした。

仕事中は集中してればタバコのことは忘れられるのですが、この日はどうにもこうにも暇でした。

禁煙時の一番の敵は暇な時間かもしれません。

やることないとタバコ吸っちゃう……

でもこの日は我慢です。

タバコ持っていないので吸えませんでした。

 

 

二日目。起床と同時に吸いたくなりました

でも我慢です。雨が降っていたのでゴロゴロと家の中で過ごします。我が家は禁煙なので家に引きこもっていればタバコは吸えません。

この日も居酒屋に出勤です。少し忙しくなったときに自分の思い通りにことが運ばなくて内心ちょっぴりイライラしました。これが禁煙のせいなのかはわかりません。が、多分そうでしょう…

後輩がまかないのときにタバコを吸っていますが、それを見てもなんとも思いませんが、単純に飯食ったら吸いたくなってしまいます。

 

 

とまあ二日間はこんな感じ。

今日は高円寺に出勤なので、目の前にタダで吸えるタバコが並んでいます……

お酒を飲んでタバコが吸いたくならないか心配です。


嗚呼、タバコ吸いたい。

吸う人も吸わない人も読んでみて欲しい僕の喫煙にまつわる話

やめようやめよう、やめるやめると言い続けてきた僕がついにたばこをやめます。

だから今日はタバコにまつわるお話です。

吸う人も吸わない人も読んでみてください。

 

 

タバコは慣れるまでとても不味い

度々言ってますが、僕は「知ってるつもり」が嫌いです。

22歳の冬にそれまで10年続けてきたバスケを辞めた時にたばこを吸い始めました。

バイトの先輩が「タバコ吸ったことないのに吸う人を否定するのは違う!」というのもありました。

それと居酒屋を自分で開業したいと思っている自分はなんとなく「お酒を飲んでいる時にタバコをすいたくなる」という喫煙者の気持ちを知りたいと思って吸い始めたのでした。

 

初めて吸ったタバコはとても不味かったのをよく覚えています。

そのあと口にするものがすべてタバコの味がして、何を食べても美味しくありませんでした。

しかしそこで辞めない謎のこだわりを持っているのが僕です。

 

「一日一箱を無理なく吸えるようになるまでやめない」

 

という謎の気合いを入れ吸い続けました。

吸い始めて半年も過ぎた頃、一日一箱を簡単に吸うようになりました。

その後はそれをある程度の期間キープしようと思い、一日一箱ペースを続けてきました。それはもう意図的ではなく習慣化されたものでしたし、完全に依存は始まっていました。タバコは僕の生活にはなくてはならないアイテムになりました。

 

 

依存の始まり

1年も吸っていると今度は

 

「辞めた人の気持ちがわかりたい」

 

ということで禁煙を試みたりしてみます。

 

禁煙1日目。

仕事が忙しいと全く吸うタイミングがなくそのまま一日を終えられます。我慢出来るというよりもタバコを吸う暇もないといった感じです。

 

禁煙2日目。

「昨日は忙しくて我慢するまでもなく吸う暇なかったな〜」とタバコを意識し始める。吸いたくなる。が、我慢できます。

 

禁煙3日目。

タバコが吸いたくなってそわそわし始める集中力が低下して仕事の能率が下がります。

テキパキと仕事ができなくなって喫煙者の店長に「仕事出来なくなるなら禁煙なんかすんな!」と怒られる。

 

そして、吸ってしまうのです。

 

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これで僕は「タバコを辞めようとして辞められなかった人の気持ち」がわかりました。

結果オーライです。

 

世の中は喫煙者に対する誘惑に満ちている

非喫煙者の方には絶対にわからない感覚がそこにはあるのです。

  • 景色が良い場所
  • 空気が綺麗な場所
  • お酒の席
  • 気温が低く湿度が高いところ
  • 仕事やり終えたとき
  • 眠い時、疲れた時
  • 満腹の時
  • 良い汗をかいた時

などなど。日常生活の中でタバコを吸いたくなるタイミングはいたるところで待ち構えているのです。

 

ここで一つタバコにまつわる小話を一つ。

 

 

日本にはタバコの品質を検査する「タバコマイスター」という職業があります。

 

そのタバコマイスターは毎日何十種類、何百本というタバコを”試し吸い”するのが仕事です。

 

そんなタバコマイスターにインタビュアーが尋ねました。

 

「結局、一番美味しいタバコはなんですか?」

 

すると彼はこう答えました。

 

「うーん…仕事終わりの一服ですかね(笑)」

 

 

インタビュアーはきっとタバコの銘柄を聞いたのでしょう。

彼もそれはわかっていたのかもしれません。

しかし、彼は銘柄ではなくタバコを吸う”雰囲気”が全てであると答えたのです。

 

つまりほとんどの喫煙者はタバコに依存していて、その味や香りではなくて、その時の気分や雰囲気でタバコを美味しいと感じると答えたのです。

 

 

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愛煙家で有名な北の国からの作者、倉本聰(くらもとそう)氏は喫煙シーンを巡って

「喫煙シーンが描けないならペンを折る」

「僕がタバコを吸うのをやめていたら北の国からは生まれなかった」

などといった発言をしています。

 

「タバコは格好つけるために吸う」という人もいると思いますが、そういったドラマやアニメでタバコの煙を吐き出すのが”雰囲気”を作っているのは言うまでもないでしょう。

 

 

じゃあなんでタバコやめるの?

色々とタバコを吸う言い訳を書いてきましたが、結局のところ依存なんです。

でもタバコなんて百害あって一利なしです。

身体にも財布にも何にも良いことなんてありません。強いて言うならタバコ農家と国の税収を多少なりとも助けているくらいです。

あとちょっとしたタバコミュニケーションがあるくらいです。

 

口臭も体臭も臭くなるし、持ち物や服も全てタバコ臭くなります。

 

 やめる理由はなんとなく、やめたくなったから……

 

さあ、そんな気持ちでやめられるかな…

 

嗚呼、今日も木曜日……