SmileEarthとして旅をするということ
本日5日目〜!まいど!のむです!
昨日は柏での最後の営業でした。
各日4時間程度、計12時間ほどの営業で放浪店としても僕個人としても成長できる時間でしたし、来てくださったお客様同士の繋がりができる瞬間を目の当たりにすることが出来て、すごく有意義で濃い時間を過ごせました。
高円寺のCafe&Bar Smile Earthは「笑顔」「旅」「繋がり」「夢」をテーマとするお店です。
お酒を作る僕の目の前で生まれる繋がりや笑顔は、高円寺で生まれるそれと全く同じもので、正しくそこには”小さなSmileEarth”がありました。
ところで日々の写真を見てお気付きの方もいると思いますが、この3日間毎日お店に来てくれていた人たちがいます。
僕が柏にいる間泊めてくれていた友人と彼が働く古着屋さんのスタッフの方々です。
僕は口にはしませんでしたが「いきなり知り合いが多い街でやったらやり易いに決まっているし、つまらない」と、ブログやTwitterを見る人から思われているかもしれないな〜なんて思っていました。
正直に言えば、最初の営業場所として稼ぎやすくて見知っている土地でやるというのは狙ってやったことです。
まさか3日ともみんなで来てくれるとは考えていませんでしたが、やり易さとコツをつかむという点で柏での営業はほぼ僕の思惑通りになりました。
「知ってる人が多いところで楽してるって思われてもいいや」
と開き直っていたのは事実です。
でもそんなことを思っていた僕に、いろんな繋がりをたどって放浪店に来てくれた一人がこんなことを言ってくれました。
「のむが来てくれたおかげで地元の柏が楽しくなった!」
僕にはこの言葉の意味がわからず
「でも俺すぐいなくなっちゃうじゃん(笑)」
と答えたら、彼はそうじゃないと答えました。
(あ、野村が面白いって意味じゃなかったのか)と恥ずかしくなりましたが、彼は続けてこう言います。
「柏にのむのリヤカーが来てなかったら古着屋の人たちと出会えなかったから。だから、ありがとう!」
鳥肌が立ちました。3日間、営業中もそれ以外も毎日楽しかったし、一人飲みに来てくれる度にすごく嬉かったけど、この一言には本当に感動しました。
彼はスマイルアース放浪店が柏に来たことで新しい繋がりを作り、そしてそこに価値を感じてくれました。
その瞬間、僕がその場所にいる意味も生まれたのです。
旅をしながらの商売のコツをつかむとか、お金を稼ぐとかよりもはるかに大切な意味が生まれていました。
彼はそれを”ありがとう”という感謝の気持ちと共に伝えてくれました。
僕は柏でいろんな人に甘え、たくさんお世話になりました。
反省すべき点もたくさんあります。
お世話になった方たちに還すことができていないとも思います。
柏で来てくれたお客様全ては満足させられなかったかもしれません。
だけど彼の言葉は素直に喜んで、自信に繋げたいです。
改めて、柏で出会ってくれた皆さん!
ありがとう!!
たくさんの経験をさせていただきました。
またどこかで乾杯しましょう。
この旅は野村慶個人としてだけではなく、SmileEarth放浪店としての旅でもあります。
SmileEarthとして何か一つでも価値あるものを提供できる旅をしていきたいと思います。
それが商売をしながら旅をする一つの意味であり務めだと思います。
毎日めっちゃ楽しいです。
営業時間中はもちろん、思っていたよりもずっと過酷な移動時間も、今朝の初めての野宿も(笑)
商売をしながらの旅の楽しさは想像をはるかに超えています。
(今のところ。)
お店ももっとちゃんとした飲み屋にします。
SNSもブログも楽しい、うれしい、くやしい、ありがとうの羅列じゃなくて読む価値のあるものにしていきます。
まだ始まって1週間も経っていませんが、これからもよろしくお願い致します!