僕の話には興味ありませんよね。

自分が思ってるほど人は自分に興味がない。

リヤカーを買いに行ったら警察で怒られた話

おはようございます!
まいど!のむですヽ(゚◇゚ )ノ

少し長いんですけど、先日リヤカーを買いに行こうとした時のお話をさせてください。

Twitterでも書いてたんですけどね。

二週間ほど前に南千住のリヤカー製造会社に行って実物の下見をしてはあったので、この日はもう購入する!と決めていました。

とりあえず、有希さん(SmileEarthオーナー)と2人でまずは新宿で最後の打ち合わせをしてから、リヤカー屋さんに行って買おう!

となっていたんですよ。

とりあえず昼飯を食いながらの打ち合わせを終えて、先にリヤカー屋さんに電話して価格等々の最終確認をしました。

そんでね、別件で会うことになっていた知り合いとの約束の時間まで少し時間があったのでリヤカーを引くための自転車を見に行ったんです。


そこで事件は起きました。


なかなか広い売り場の自転車屋さんでどんなものが重いものを引っ張るのに適しているのかなんてことを考えていたんですけど、僕らは二人とも自転車に乗らないし、当然自転車でリヤカーを引っ張ったこともないのでとりあえず店員さんに相談してみようとなりました。



そこそこベテランそうな店員さんに話しかけ


有希さん「自転車でリヤカーを引きながら旅をしようと思ってい…(るんですけど、どんな形のものが良いですかね?)」

って聞こうとしたら被りぎみに

店員「いや、それは日本だと法的に無理です!」



ふぁっ?!?!?!?!?!?!


そんな馬鹿な!!!!


店員「日本だとダメなんですよ、あれで公道走るの…」



我々は耳を疑い、言葉を失いました。



有希さんはどう思っていたか知りませんが僕は思いました。


(´-`).。oO(絶対こいつ知らないだけで面倒臭いからこんなこと言ってるだけだろ…


だってね、僕は法的なことを調べていたんです。事前に。ネットで。


少し制限はあるけど、それは積載量のこととかだけでそれ以外は軽車両扱いだという認識を持っていました。


でもね、どんなに情報が簡単に得られる世の中になっても、だからこそそれらを鵜呑みに出来ないんですよね。


我々は情報化社会に生きる人間の鑑かと思いました。


自転車屋さんに不信感を抱きつつも「そうなんですか…」とその場を離れ、近くで喫煙所会議を行いました。


もう警察署に行って確認しよう!
それが確実!!


そういうわけで我々は新宿警察署へ。


誰が予想したでしょうかこんな事態を。



リヤカーを買いに出かけたはずが警察署に向かっているのです。


トラブルは旅をより刺激的なものにする!

だなんて言われてますが僕はまだ旅に出ていません。

言うなれば、トラブルは人生をより刺激的にする!ですな。

つまり人生=旅。
だなんて話はどうでも良いんです。



そして警察署に着き交通課に向かいます。


さっさと確認とってリヤカー屋さんに行かないと!!


しかしここでも事件は起きるのです。


「リヤカー相談窓口」なんて受付はないわけで、とりあえず道路使用許可の申請窓口の整理券を入手。

すぐに自分たちの番に。

僕が席に着き丁寧かつ柔らかな物腰で質問をします。

僕は横柄な態度が多い警察にも下手に出ます。
偉そうに言ったら同類ですからね。



僕「あの、道路の使用許可とかではなくて窓口が違ったら申し訳ないんですけど、少し法的なことについて質問したいのですが、自転車でリヤカーを牽引することは違法なのかを教えていただきたいのですが…どうなんでしょうか…」



ポリ「はっ?!なんで?!

この警察官、現時点でかなり声がデカイ。

僕「自転車でリヤカーを引きながら旅をしようと思っているんですが、自転車屋さんでそれは日本だと出来ないと言われたので、確認を取りに来ました。」


ポリ「なんでリヤカーで行く必要があるの?!


(´-`).。oO(必要だと?!お前にそれを説明する義務は全くないしなんでこいつこんなに高圧的なの?意味わかんね(笑)


僕「1年以上旅をするので旅に必要なものを積んで行こうと思っていまして…」


ポリ「はー?!やめて欲しいんだけど!!危ないじゃん!車道走るんだから車が横通るんでしょ?危ないことはしないで欲しいんだけどなぁ?」


さらにデカくなる声。


僕「危ない?まぁでもヤマトとかその辺配達のために走ってるじゃないですか!あれと同じサイズですよ?え?法的にダメなんですか?」


ポリ「いやぁ危ないことはして欲しくないんだよねえ!!!」


僕「……(絶句)」


こいつ、全く話が通じない。

僕は法的にどうかを聞いているのであってこの警察官にアドバイスやら意見を求めているわけではないのに…

個人の主観でものを言ってくる。
話が一向に進まない。
全く困ったやつだ。

でもここで「あなたの個人的な意見はどうでも良くて、法的にダメかどうかを教えて欲しいんです、それともわからないんですか?」って聞いたらますます怒るだろうなって思って何も言わないでどうしたらいいものか考えていました。


しかしここで救世主、我らがオーナー有希さんの登場です。


有希さん「え、なんでそんなに怒ってるんですか?」


これには僕もニヤリとしてしまいました。
よくぞ言ってくださいました。

リヤカーが法的に良いかどうかなんてもう忘れていた。

こいつなんでこんなに怒ってんだろ。
ていうかなんでまだ悪いことしてもない俺がこんなに怒られてんだろ…って2分間思ってたわ!!!!

やったぜ有希さん!流石だぜ!!

と思ってたらポリ公は突然わざとらしい笑顔になって

「いや、怒ってはないですけどね!」

とか言いながら上司に確認に行ったんです。

お前、このやろう!!!

わからないなら最初からそうしろよ!!!

今の無駄な問答なんだよふざけんな!!!

ていうか明らかに高圧的だったろうが!!

態度変わってんじゃねぇか!!

てめぇ俺たちが払った税金で…



失礼。取り乱しました。


まぁ結局後から出てきた上司みたいな人は優しい(というか普通の)人で、ちゃんと質問にも回答してくれました。


結果的には自転車でリヤカーを引くのはオッケーでした!!


「チャリ屋のにーちゃんあのヤロー」ってならんこともなかったんですけど、そんなこと言ってもしょうがないので…

とりあえず自転車屋さんに戻って「自転車でリヤカー引くのオッケーでした(ドヤァ」ってしてたら結局良い時間になってしまい、リヤカーは買いに行けず、もう一回見てるし電話で注文しようってなりました。


旅しながらも警察との攻防(防戦一方だと思いますが)は多々あると思うんですけど、今回がその第一回になろうとは。


でも一年旅してたらきっと警察への対応もマニュアル化されそうですけどね。


早く慣れたいものです。


良い経験を出来た1日でした。


というわけで、まだ手元にリヤカーありません(笑)