物事を正しく知ってるって大切ねって話
やーまんです。
水曜日に書くつもりがまた木曜日……おかしいな。
このブログ、立ち上げた時のままだから寂しいけど、よくわからないからちょっとずつ手を加えていきましょうかね。
さて、僕は経済学部なんですけど、今受けてる授業は経済学とはあんまり関係ない地理学と文化人類学が面白いです。
文化人類学ってなんやねん!てなるでしょうが今度紹介します。
先週の地理学の授業中、地図の図法についての話題になりました。
よく目にする地図はメルカトル図法で描かれているんですけど、これは中学生で習うから誰でも知ってるはず。
位置関係が直線で表現されているので、昔は大航海に好都合だったため一般的に使われるようになったとか。
この地図の実際の世界とは違うところわかりますか?
丸い地球を長方形にするってこういうこと
この地図、南極点が下辺と北極点が上辺なのです。
点が線になってしまっているのです。
つまり引き伸ばして歪めて描いているから場所によって縮尺が違くて、高緯度のところほど面積が広くなってしまうのです。
だから地図で見るととんでもない広さのロシアやグリーンランドの大きさって、実はそこまで大きくなかったりするんです。
いや、見方を変えれば、小さく見える国も実はそんなに小さくないんです。
で、実際どれくらいの大きさなの?って話なんですけど、それがこのページで見れます。
どん!
偶然良いタイミングで誰かがfacebookでシェアしてたこのサイト。
指定した国をドラッグしてマウスで動かすと、動かした場所の縮尺に合わせてその国が小さくなったり大きくなったりします。
要はぐちゃぐちゃだった縮尺を合わせて国と国のサイズを比較することで「あ、実はこんなに大きい(小さい)んだ」って知れるのです。
でっかく見えるあの国も…
というわけで幾つか紹介しましょう。
実際に動かしてみます。
はい、このオレンジ、どこだかわかりますか?
これはグリーンランドです。一番最初の画像と比較してみてください。
左上の白いやつがグリーンランド。普段見る地図ではこんなに馬鹿でかいグリーンランドですが、日本の隣に置いたら中国の半分以下のサイズです。
はい続いて。
はい、この青い国はロシア。
最初の画像がこれ。
南米なんて軽く飲み込んでいるように見えますけど、実際は同じくらいの広さなんじゃないかな……
大抵のことは知ってる”つもり”
世界地図から「ロシアは南米も飲み込んでしまう広さ」って知ってるつもりになっていたけど、実際はそんなことはなかったように、知識としてつけてきたことって大抵知ってる”つもり”になってるだけだと思うんです。
中学生の時に習う時だって、「この地図は実際の大きさとは違うんですよ〜」って習ってるけど、そんなの忘れてなんとなくの「世界地図のイメージ」で物事を把握してることってすごく多いですよね。
べつにグリーンランドが本当は中国より小さかったって、僕の日常にはなんの影響も及ぼさないんですけどね。
少なくとも、「正しくないことを知って、知ったつもりになってる」ってことは、想像だけの世界で生きてるのと同じなんじゃないかなって僕は思ってしまうのです。
そして色んなことを正確に知ってる方が絶対にカッコイイとある日の僕は思ったんです。単純に。
体験って絶対に正しいんですよ。だって目の前の現実で起こったことなんですから。
そんな思いが募った結果、自分が見た景色、それを見て自分が感じたことを事実として、体験として自分の中に積み上げていきたいなと思ったのが僕の旅の始まりでした。
もっと歳食って、誰もが「お前はもうおっさんだ」と認めるようになった時、カッコイイおっさんになりたくて旅に出ようと思いました。
いつか来るべき時が来た時にカッコつけたいから旅したくなったんです。
そう自己満足です。
宇宙の広さは自分の知識の量
ちょっと話逸れるけど…
高円寺のとある飲み屋のマスターの言葉なんだけど、これ聞いて確かにな〜ってなったんです。
例えば僕は冥王星とか海王星とかまでしか宇宙のこと知りませんけど、宇宙に詳しい人ってその先のことまで知ってるんですよね、たぶん。
ってことは僕より知ってる世界が広いんですよ。
べつに生きてる世界が広い方が良いとか偉いとかそういう話じゃないんです。
ただ僕は欲張りだから、自分が生きていく世界は広い方が得するんじゃないかな?と思っちゃいます。
だって、駅の南口にあるラーメン屋さんしか知らないより、北口にあるラーメン屋さんも調べてみた方が選択肢増えるし、もしかしたらめっちゃうまいラーメン屋あるかもしれないじゃないですか。ね。
よくわからなくなっちゃったので終わります。